第4講 米軍基地は無条件撤去しかない!

うちなー(沖縄)の平和を守るのが、わん(わたし)の仕事だ。わんは、うちなーの平和のためにアメリカと日本政府に吠え続けてきた。いつしかアゴもはずれっぱなしになったが(笑)、まだまだ闘志は消えておらん! 今日は、わんが講師として、沖縄の厳しい現状、そして共産党の政策・主張を語ろう。

1972年のうちなー返還から40年経つ。沖縄の現状はなかなか変わらない。最近はオスプレイという、よく落ちる危険な軍用機が市街地を飛び回っとるし、米兵の犯罪は相変わらず多い。県民はいつまで苦しまねばならんのだぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!
ふぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ・・・・・・・・・・・・・・!

しいさあ

す、すまん、うちなーの苦しみを思うと、涙が溢れて止まらんのだ、ぐずっぐすっ・・・。
「普天間(ふてんま)基地を返す」という話が出たのは17年前。しかし、基地はいまだに街のど真ん中にいすわっとる。「新しい基地ができたら移る」っちゅう条件を日本政府がのんだからだ。その新しい基地は、辺野古(へのこ)のちゅら海(美しい海)を埋め立ててつくるんだと!

普天間もそうだが、沖縄の米軍基地はみーんな、住宅地や農地だったところに米軍が乗り込んできて銃剣とブルドーザーでつくった。無理やり奪った土地を返すから新しい基地よこせだと?引っ越し費用も日本の税金から出せだと?いい加減にシーサー!!

安倍首相は「沖縄県民に理解を求める」とか言うとる。日本の総理大臣のはずだが…。共産党のシーサー、いや、志位さんは、「米軍基地は無条件撤去」「日本政府は沖縄県民ではなく、アメリカこそ説得しろ」って毅然とした態度で言っとる。そして、「日米安保条約を廃棄」し、日本とアメリカが対等・平等・友好の関係を築く「日米友好条約を締結」することが、共産党が目指す沖縄の平和政策だ。いつまでもアメリカ言いなりでは、うちなーは平和にならんし、日本国民もぜったい幸せになれんぞー!

しいさあとオスプレイ