●仕事や通勤途上のケガや病気 労災補償は当然
会社は、アルバイトでも派遣でも、一人でも雇用していれば全額会社負担で労災保険に入らなければならない。派遣の場合は、派遣元が労災保険に加入することになっている。ケガや病気のとき、あなたも労災保険から給付を受けられる。会社が認めなくても医者の証明書をもって労働基準監督署に提出しよう。
●セク・ハラはご法度! パワーハラスメントだってゆるされない
性的なからかいや嫌がらせは、本人が不快感を感じれば男女雇用機会均等法でゆるされない。会社は相談窓口を設置して、事実関係を調査し、事実であれば処分しなければならない。会社の地位を利用したいじめや暴力もあってはならないこと。
●産休、育児休業、生理休暇もとれる
派遣労働者もアルバイトも生理休暇がとれる。産休中の賃金も健康保険から一部支給され、長期雇用を前提にしていれば、育児休業もとれる。
●偽装請負は違法
請負だといわれたり、個人事業主になっていても、具体的な指示は就業先からだったり、休みも就業先が決めたりしているケースがある。これは偽装請負といわれ、実態が雇用者であればさまざまな権利が保障される。
●派遣先の事前面接は違法
派遣される前に、派遣先での事前面接は認められていない。自分の経歴がばらまかれていたり、容姿などがチェックされたりなどもってのほか。
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