☆第39回民教協スペシャル「時給10円という現実～消えゆく農民」

☆テレ東ドラマ２５「風のふく島」　原発事故で避難指示１２市町村　移住者たち

☆冬ドラマ　西森路代のおすすめ3本

☆東日本大震災１４年　ＮＨＫのおもな関連番組

□農家が消えれば困るのは都会の消費者（6日付）

農家の窮乏をこれほど端的に言い表した番組タイトルはないでしょう。「時給10円という現実～消えゆく農民～」。第39回民教協スペシャルとして、テレビ朝日の8日（土、前10・30分）を含め、8～15日に全33局で放送されます。制作した山形放送の三浦重行ディレクターは「農家が消えれば困るのは都会の消費者だ。この番組を考える機会にしたい」と危機感を表しました。（紙面を見る）

□葛藤、挫折　生きる息吹感じて　プロデューサー　青野華生子さん（13日付）

テレ東で放送中のドラマ２５「風のふく島」（金　深夜０・４２）は、東日本大震災で東京電力福島第１原子力発電所の事故が起き、避難指示が出された「福島１２市町村」に移住した１２人の実話をもとにした１話完結の作品です。ドラマのタイトルは元々の福島の地名の由来と「新しい風が吹いている」を掛け合わせているそうです。今作を手がけたプロデューサーの青野華生子（かなこ）さんが見聞きし、感じたことや、思いが結実しています。（紙面を見る）

□現実にある問題を作品に（20日付）

ライターの西森路代さんは、今期は、現実にある問題をドラマの中で扱った作品に注目しました。（紙面を見る）

□出口の見えない原発事故　生死を分けた現場で（２７日付）

震災関連死を含む死者・行方不明者あわせて２万２２００人以上となった東日本大震災から、今年で１４年となります。ＮＨＫでは、多様な視点で制作した番組を通じて、被災地の復興状況や今なお残る課題、そして被災した人たちの思いを放送します。おもな関連番組を紹介します。（紙面を見る）

◆「休憩室」　「休憩室」　唐沢寿明さん、広瀬すずさん、波瑠さん、大角ゆきさんが登場

☆唐沢寿明さん（6日付）サスペンスを痛快な結末で描く木曜ドラマ「プライベートバンカー」（朝日系　後9・0）で「富裕層を相手に資産管理や資産形成の助言を行うスペシャリスト」の主人公・庵野甲一（あんの・こういち）を演じています。〝わなや裏切り、巧妙な戦略〟...欲にまみれた世界が展開します。「資産家たちは、こんなことに巻き込まれるのかと新たな発見があります」

☆広瀬すずさん（13日付）父親の殺害容疑者は冤罪（えんざい）なのか－？息をもつかせぬ本格クライムサスペンス「クジャクのダンス、誰が見た？」（ＴＢＳ系、金、後１０・０）の主人公・山下小麦（こむぎ）役がはまっています。

☆波瑠さん（23日付）１月２１日から始まった連続ドラマ「アイシー～瞬間記憶捜査・柊班～」（フジ系　火　後９・０）で主人公の「カメラアイ（瞬間記憶能力）」を持つ刑事・柊氷月（ひいらぎ・ひづき）を演じています。一回見た光景は写真のように記憶する能力で、さまざまな難事件を柊が解決できるのか。

☆大角ゆきさん（２７日付）３月１８日から阪神甲子園球場で開かれる「第９７回選抜高校野球大会」の「センバツ応援イメージキャラクター」にモデルのディランさんとともに任命されました。応援する側になって感じたことを熱く語りました。

◇好評・「試写室」　新ドラマを紹介

ジャーナリストや作家、ライター、詩人ら多彩な執筆陣が、新作ドラマやドキュメンタリーなどの話題作を取り上げ、見どころを伝えます。みなさんは今夜、どの番組を選びますか？ 

◇テレビ時評

　メディア研究者、元ＮＨＫディレクターら一流の執筆陣が、随時、テレビの現状、課題などを鋭く論評します。

◇コラム「レーダー」「ちょっといわせて」も

　放送と政治の関係、番組の内容などについて鋭く指摘します。

●石子順の「映画の窓」

 毎週金曜日付に掲載。評論家・石子順さんが、1週間分の映画（地上波、ＮＨＫＢＳプレミアム）を厳選して紹介します。

♪♪♪毎週木曜日付のテレビ・ラジオ特集「モクトク」は、カラーです♪♪♪

　毎週木曜、1面を使った特集面、通称「モクトク（木特）」。最新のテレビ・芸能情報から、話題の人へのインタビュー「思いのままに」「ラジオとともに」など内容も多彩。一流執筆陣による評論「波動」は放送界の「いま」を深く切り取ります。国立音楽大学名誉教授でNHK元経営委員の小林緑さんの「音楽つれづれ」が好評です。

　◆「波動」執筆陣（５０音順）◆

　碓井広義（メディア文化評論家）、河野慎二（ジャーナリスト）、小滝一志（放送を語る会前事務局長）、小笠原遥（在阪テレビ局記者）、桧山珠美（フリーライター）

【反響続々！「木特」の　月イチ連載に注目を】

◇石井彰の「テレビ考現学」
　放送作家・石井彰さんによる辛口コラム。その名も「テレビ考現学」。放送業界では、いま一体何が起きているのか...。〝ご意見番〟的に語り尽くします。

◇やきそばかおるの「ラジオの歩き方」
　国内すべてのラジオ局を網羅する異色のライター・やきそばかおるさんが、各地で愛される注目番組をセレクトします。これを読めば、あなたもきっと〝ラジオの達人〟に！

◇谷岡理香の「話して書いて考えて」
　ジェンダーとメディアが専門の谷岡理香さん。アナウンサーとして放送の現場で仕事をしてきた女性の視点から、マス・メディアのこれからを考えます。

◇今井雅子の「脚本キッチン」
　民放ＢＳ各局で放送予定の映画を選りすぐって毎月紹介してきた「イマイのこれ観よっ」から昨年7月27日付から衣替え。日常のささやかは出来事や気づきを拾い上げて〝ドラマ〟を紡ぎます。

♪♪♪読者・視聴者の「声」で紙面をつくります♪♪♪

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