2025年4月13日(日)
世界から核廃絶協力
吉良・笠井氏 カザフ大使と懇談
![]() (写真)カザフスタンのバウダルベック大使(中央)と懇談した日本共産党の吉良よし子参院議員(左)と笠井亮前衆院議員(右)=11日、都内 |
3月に開催された核兵器禁止条約第3回締約国会議に参加した日本共産党の吉良よし子参院議員と笠井亮前衆院議員は11日、都内のカザフスタン大使館でバウダルベック・コジャタエフ・イェルラン駐日大使と懇談しました。
吉良、笠井両氏は、議長を務めたカザフスタンのアカン・ラフメトゥリン外務第1次官に「要請文」を渡し、有意義な懇談ができたと報告。また冒頭の会合で日本原水爆被害者団体協議会(日本被団協)の濱住治郎事務局長代行がスピーチできたことが大きな力になったとして、バウダルベック大使の協力に感謝を述べました。
バウダルベック大使は、「ありがとう。よかったですね。私からも議長に、日本被団協から受けたスピーチの機会についての要請を伝え、それが実現できてありがたい」と述べました。
今回の会議は、核実験被害国カザフスタンが大きな役割を発揮して、「核抑止」論を克服し、被爆者・核実験被害者支援を具体化する上でも成功を収めました。
吉良氏が、被爆80年の今夏、さらに来春の核不拡散条約(NPT)再検討会議、11月末からの核禁条約再検討会議に向けて、引き続く協力を要請したことに対し、バウダルベック大使は、「世界から核兵器を廃絶するために力を合わせていきたい」と応じました。