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2025年4月12日(土)

ガス爆発 防止できない

党大阪府委 万博開催中止を要請

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(写真)要請する清水(中央)、山中(右)の両氏=11日、大阪府咲洲庁舎

 日本共産党大阪府委員会は11日、爆発濃度のメタンガスが検知された夢洲での万博開催を見合わせるとともに、開幕日の航空自衛隊ブルーインパルス曲技飛行の中止を日本国際博覧会協会に申し入れました。

 清水ただし党府カジノ・万博問題PT責任者(参院大阪選挙区予定候補)と山中智子大阪市議団長が要請し、「ゴミの最終処分場として造成された夢洲(ゆめしま)ではガス発生をコントロールできず、自然換気しても防止できない。先日のパビリオンの火災も原因が特定されておらず、爆発事故の可能性を除去できない」と指摘。「過去の展示飛行では墜落事故もあり、近隣に空港が密集する大阪湾・府内上空に大きな緊張と事故の危険性を生み出す」と訴えました。

 「しんぶん赤旗」や大阪民主新報が万博会場での取材から排除されている問題で、清水氏は「公益社団法人の万博協会が、10万人のフォロワーがいるSNSのインフルエンサーには取材証を発行し、80万人の読者がいる『赤旗』を排除する姿勢に批判が高まっている」と抗議し、山中氏は「協会の信頼にかかわる」と指摘しました。