2025年4月7日(月)
暮らし支え平和守る共産党の躍進を
東京・足立 田村委員長・吉良・斉藤氏訴え
![]() (写真)演説会参加者と握手を交わす(正面前列左から)田村智子委員長、吉良よし子参院議員、斉藤まりこ都議=6日、東京都足立区 |
夏の参院選、東京都議選での勝利をめざす日本共産党演説会が6日、足立区内で開かれました。田村智子委員長と吉良よし子参院東京選挙区予定候補、斉藤まりこ都議予定候補、地元足立区の区議会議員らが、「国民の声を聞き、暮らしを支え平和を守る政策を前にすすめる日本共産党の躍進を」とつめかけた多くの区民によびかけました。
田村氏は、水道料金が支払えずはがき一枚の告知で水道を止める一方で、お台場での巨大噴水計画を進める小池都政を、斉藤都議先頭に共産党都議団が追及していることを紹介。「水を流すところが間違っている。都民の暮らしの要求実現のために奮闘する斉藤さん3選と、野党第1党の共産党の議席を守り前進させよう。そのことが、参院選躍進を勝ち取る力にもなります」と訴えました。
国政について田村氏は、貿易相手国に追加の関税を課し世界中を混乱させているトランプ関税について言及。党首会談で「それぞれの国の経済に大打撃を与える横暴だ」として、「米国に抗議し撤回を」と石破茂首相に求めたことを紹介しました。多国籍企業の利益のために米国が進めたルールを一方的に破棄する米国は世界から孤立していると指摘し、「アメリカいいなり、日米同盟絶対でいいのか、いよいよ問われている」と述べ、各国との協議による新しい公正な貿易ルールづくりを主張しました。
来年度予算案について、社会保障費や教育予算が物価上昇に追いつけず、実質マイナスになるもと、軍事費だけが8・7兆円と異常に突出していると指摘。外国を攻撃するミサイル配備などの大軍拡路線は、「平和を脅かし、暮らしを押しつぶす」と述べ、大軍拡に対して論戦で反対している唯一の政党=共産党を参院選、都議選で伸ばしてほしいと訴えました。
吉良議員は、軍事費が教育費の2倍になったことを告発。「軍事費でなく命と暮らしにまわせ、の声を上げていこう」と訴えるとともに、「みなさんの声が政治を動かす力。3期目の挑戦、必ず勝ち抜く」と決意を語りました。
斉藤都議は、都議会自民党の裏金問題や財界ファーストの小池都政の闇を追及し続けてきた共産党都議団が、自民党都議から「質問が怖い」といわれていることを紹介。「暮らしを支える政策を前に進める原動力、自民党が最も恐れる共産党の議席を増やし、首都・東京から政治を変えよう」とよびかけ大きな拍手を受けました。