2025年3月17日(月)
医療・介護首相の商品券…
小池氏 縦横に語る
盛岡の党後援会が懇談会
![]() (写真)パネルを示して訴える小池氏(中央)=15日、盛岡市 |
盛岡市の日本共産党民間病院有志後援会は15日、小池晃書記局長・参院議員を迎えた「なんでも懇談会」を開きました。国政と党の役割、医療や介護保険などの質問に小池氏が縦横に答えました。
小池氏は、自公与党は維新を取り込むために、医療費を4兆円削減する合意で衆院で予算案を通したが、患者団体などのたたかいと党の国会論戦で、高額療養費の負担増は中止、予算の再修正に追い込まれたと指摘。石破首相が10万円の商品券を新人議員に配ったことも発覚し、自民党の「延命戦略」は破綻していると述べました。
小池氏は、訪問介護事業所が一つしかない自治体が岩手で七つもあると紹介。訪問介護の基本報酬減額後に休廃止が増えており、国の責任で報酬を戻すべきだと力を込めました。
「防衛費増額は仕方ないのでは」との質問に小池氏は、軍事対軍事の悪循環では戦争の危険が増すだけと主張。日本は核兵器禁止条約への参加など、憲法9条に基づく平和外交に取り組めば国際社会で大きな役割を果たせると力を込めました。
「共産主義には悪い印象もあるが」との質問も。小池氏は、日本のように高度に発達した資本主義国で共産主義に進めば、民主主義の土台の上に、自由な時間が拡大する、今までの人類の歴史にない、全く新しい世界が実現できると語りました。
終了後、50代の女性が入党しました。