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2025年2月5日(水)

演習場外へ砲弾か

滋賀・陸自饗庭野 共産党が抗議

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(写真)今津駐屯地の担当者(左端)に抗議文を提出する(右へ)森脇、福井、泉の各氏=4日、滋賀県高島市

 滋賀県高島市にある陸上自衛隊饗庭野(あいばの)演習場で、中部方面特科連隊第3大隊(日本原駐屯地)が行っていた155ミリりゅう弾砲の射撃訓練で演習場外に着弾した可能性があると、中部方面総監部が4日発表しました。発生は3日午後2時40分ごろで、着弾推定場所は西峰地区保安用地付近としています。

 日本共産党高島市議団は同日、小林弘樹中部方面総監と阪井邦丸今津駐屯地司令宛ての抗議文を同駐屯地に提出。5度目となった実弾不明・場外落下事件に対し、4万6000市民を代弁し厳しく抗議するとしています。

 森脇徹、福井節子の両市議は「周辺区長に連絡した時に、住民の安否をまず確認すべきだ」と批判しました。

 あいば野平和運動連絡会の泉勝男事務局長は住民への説明会を開くよう要請しました。

 駐屯地の担当者は「隊員約200人で弾がどこにあるか捜索している」と答えました。