しんぶん赤旗

お問い合わせ

  • 文字サイズ
  • 小
  • 中
  • 大

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら

2024年5月3日(金)

子に寄り添う体制必要

共同親権反対行動 山添・はたの氏ら参加

横浜

写真

(写真)通行人にアピールする山添(左端)、はたの(左から3人目)、君嶋(同4人目)、赤石(同5人目)の各氏ら=1日、横浜市中区

 離婚後共同親権を導入する民法改正案が参院で審議される中、法案に反対するスタンディングが1日、横浜市内で行われました。市民、弁護士、国会議員ら、40人以上が集まりました。

 日本共産党の山添拓参院議員、はたの君枝衆院南関東比例予定候補、君嶋ちか子神奈川18区予定候補、赤石ひろ子神奈川9区予定候補、浅賀由香党県副委員長、横浜市議団が参加しました。

 山添氏は今度の法案の大きな問題点は「父母が合意していなくても裁判所が認めれば、共同親権が決められていくことだ」と述べ、「問われているのは親の子に対する責務。子の意見を尊重し、その心情に寄り添うことが法律上明記されるべきだ」「家庭裁判所の体制を拡充させていくことこそ必要だ」と指摘。「この法案をこのまま通してはならない。一緒に声を広げてほしい」と訴えました。

 はたの氏は「ジェンダー平等の遅れで、女性が自立したくてもできない状況がある」「子どもの権利という観点から急いで共同親権を決めてしまっていいのか」と語りました。

 共同親権導入による就学支援金や奨学金への影響についての国会審議を参加者が音読。弁護士、シングルマザー、虐待の被害者がリレートークで訴えました。