しんぶん赤旗

お問い合わせ

日本共産党

赤旗電子版の購読はこちら 赤旗電子版の購読はこちら
このエントリーをはてなブックマークに追加

2024年10月9日(水)

古い答弁の使い回し

田村委員長 自民政治行き詰まり指摘

 日本共産党の田村智子委員長は8日、国会内で記者会見し、同日の参院本会議での石破茂首相の答弁について、「古い答弁の使い回しだ」と指摘し「自民党政治の行き詰まりを示している」と主張しました。裏金事件の再調査に一切触れない答弁で「信頼回復などありえない」と厳しく批判しました。

 田村氏は、石破派、水月会の裏金の問題を「赤旗」日曜版のスクープをもとに追及し、「収支報告について調査をしたかと聞いても答えない。『赤旗』に指摘されたら、誤りを認めて修正をする。安倍派と全く同じだ」と指摘。石破首相は、不記載はこれ以上ないかと質問しても断言できないと指摘し「もう自民党の信頼回復などありえない」と強調しました。

 田村氏が暮らしと経済の問題を質問したのに対し、石破首相は問題があるということを理解しているにもかかわらず、答弁では「何らかの新しい見解や今後どうやって打開していくのか一切ない」と指摘。田村氏は「予算委員会を求めても拒否した。自分の言葉で国民に説明すると言うものの、代表質問の答弁の中のどこに自分の言葉があったのか」と主張。「あらゆる面で自民党には日本の政治を任せられないことが明らかになった。明日、党首討論で徹底論戦の上で、ぜひ総選挙での勝利、躍進のために頑張りたい」と語りました。


pageup