2023年01月29日号

“安倍晋三元首相と統一協会は大昔から関係が深い”―。細田博之衆院議長の証言(24日)で改めて、統一協会と自民党の癒着の解明が問われています。この問題で自民党本部元関係者などが初めて、日曜版編集部に衝撃の証言をしました。
岸田内閣による大軍拡が、急速に進んでいます。文化人からは「新しい戦前になる」との懸念も。林家一門のおかみさんでエッセイストの海老名香葉子さん(89)に、「戦争だけはなきように」との思いを聞きました。
41年ぶりの物価高騰がコロナ禍の暮らしを直撃しています。危機の根源には弱肉強食の新自由主義とアベノミクスがもたらした日本経済の三つの構造的なゆがみ((1)「異次元の金融緩和」の無残な失敗(2)構造的な貿易赤字(3)「賃金が上がらない国」にしてしまったこと)があります。3人の専門家に聞きました。
通常国会が23日、開会しました。岸田文雄首相は施政方針演説で「戦争国家」づくりと大増税を進めていく考えを提示。同日、日本共産党は国会議員団総会を開き、志位委員長が「党の存在意義をかけて歴史的国会をたたかおう」と呼びかけました。
撮影中もひょうきんです。指揮棒を手におどけたり、気取ってみせたり。ミュージカル「バンズ・ヴィジット 迷子の警察音楽隊」でエジプトの音楽隊長トゥフィーク役です。
岸田文雄首相はコロナの感染症法上の分類を、今春、季節性インフルエンザと同じ5類に引き下げる方針を表明しました(20日)。約500人の在宅患者を診ている「ひなた在宅クリニック山王」(東京都品川区)の田代和馬院長に現状を聞きました。
あなたの疑問に答える「Q&Aシリーズ」がスタートします。1回目は「本当はどうなの? 岸田大軍拡」です。
徴用工問題をめぐり、韓国政府は韓国の財団が日本企業の賠償金を肩代わりする「解決策」を有力案として提示しました。被害者の原告や野党は反対しています。日本では学者や文学者らが「被害者不在では『解決』にならない―『徴用工』問題で日本政府・日本企業に訴える」と声明を発表しました。
2021年東京パラリンピックでは、視覚障害者柔道女子70キロ級に初出場し銅メダルを手にしました。次なる24年パリ大会で頂点をめざす小川和紗選手(25)。明るく競技に向き合う姿に迫りました。
同性カップルも「婚姻に相当」と証明する「パートナーシップ制度」、パートナーの子どもも家族と認める「ファミリーシップ制度」を導入する自治体が広がっています。和歌山県那智勝浦町の丸山都さんは生まれ育った町で同制度の実現を求めています。
ニュースや日常の気になることや思い出を、フェミニスト・フミコと星の旅人マイルが語ります。
日ごとに強まる冷え込み。体を動かすのもおっくうな冬です。国際中医専門員で鍼灸師の田中友也さんが、季節の移ろいにあわせたおすすめの過ごし方や食材を紹介します。
2月6、13日、NHKが特集ドラマ「ガラパゴス」を放送します。平成版「蟹工船」と評判の高い相場英雄原作の社会派ミステリーをドラマ化。谷口卓敬プロデューサーに聞きました。
一青窈の8年ぶりのオリジナルフルアルバム「一青尽図」(日本コロムビア)がリリースされました。フリーライターの川口有紀さんが解説します。
地方の港町に暮らす大学生の娘と母親をめぐる、かけがえのないある夏の物語です。まつむらしんご監督。27日から全国で公開。93分。
「発達障害」は子どもの頃から特性が現れ、生涯続きます。「おとなになってから初めて気づく人も増えています」と話すのは昭和大学附属烏山病院の岩波明病院長(精神科医)です。同病院は2008年に日本で初めて成人期の発達障害専門外来を開設しました。