2023年10月01日号

沖縄県名護市辺野古の米軍新基地建設で防衛省沖縄防衛局が耐震設計に使っていた「レベル1地震動」のデータが、旧港湾基準(07年)に基づいて作られていたことが編集部の調べで判明しました。沖縄防衛局は沖縄県などに新港湾基準(18年)に基づいて作ったと説明していました。
作家の中脇初枝さんが長編『伝言』を出しました。終戦間際の「満州」を舞台にした物語です。作品に込めた思いを聞きました。
虐待や性暴力を受け、家や学校に居場所のない少女たちがいます。街に追いやられ、さらなる性搾取や暴力にさらされる少女たちを、民間の若年女性支援団体が支えてきました。来年4月から「困難な問題を抱える女性への支援に関する法律」(女性支援法)が施行されるのを前に、求められる取り組みは―。
サッカー男子日本代表が世界を驚かせました。9月の欧州遠征でW杯4度優勝を誇るドイツ代表を4―1、トルコ代表を4―2で立て続けに下しました。サッカー解説者で元日本代表の都並敏史さんが解説します。
6日から始まる「多重露光」(作/横山拓也、演出/眞鍋卓嗣)は、町の写真館を舞台にした会話劇。2代目店主・純九郎を演じます。
政治資金規正法違反の疑いで刑事告発されている加藤鮎子・こども政策担当相に新たな“脱法”疑惑が浮上しました。規正法が定める政治資金パーティーの定義に反し、パーティー開催前にその収入の約9割を支出していた疑いです。
新型コロナウイルスの感染拡大が収まりません。東京都の新規感染者数は1日当たり1万5000人規模に達しています。冬の感染拡大に備えた対策を呼びかける東京都医師会の尾崎治夫会長に聞きました。
今年4月に大阪カジノ計画を認定した斉藤鉄夫国土交通相に、観光庁や国交省が認定にあたって、カジノリゾート(IR)用地の賃料鑑定を正当だと確認したとする“誤った情報”を報告していたことが編集部の取材でわかりました。
マイナンバーカードと健康保険証を一本化した「マイナ保険証」で受診すると違う窓口負担割合になる―。こんなトラブルが、少なくとも全国978の医療機関で起きていることが明らかになりました(保団連調査)。
「ないない、必要ない」「ワタシのミライに原発いらない」「ワタシのミライは再エネ100パー」―。カラフルな花やプラカードを手に笑顔でアピールするパレードが東京・渋谷の繁華街を通りました。
大勢の記者の中、一人の中学生がカメラを抱えています。「日本中学生新聞」の川中だいじ記者です。
「だらしがない」「努力不足だ」と責められ、生きづらさを抱えるADHD(注意欠如・多動症)の女性たち。おとなの発達障害専門外来で多くの人の悩みを聞いてきた昭和大学附属烏山病院院長の岩波明さん(精神科医)に話を聞きました。
フリーライターの和田義弥(わだ・よしひろ)さんが、やさしく家庭菜園のコツを解説するシリーズ「手作り菜園」。今回は、タマネギです。
翻訳家・演劇評論家の松岡和子さんが、シェイクスピアの世界を案内する月1回連載。第7夜は「じゃじゃ馬馴らし」です。
“アンダーカレント”とは、暗流、底流のことです。豊田徹也の漫画が原作。今泉力哉監督で心の深部に潜むものを探っていきます。主演・真木よう子。6日から全国で公開。2時間23分
インド映画「燃えあがる女性記者たち」が公開されています。ニューデリー特派員時代に映画に登場する記者たちの奮闘をリポートした安川崇記者が解説します。
劇映画「過去負う者」は、元受刑者の社会復帰を阻む壁を描きました。舩橋淳監督に話を聞きました。
「認知症の備えと治療・ケア」について、新医協(新日本医師協会)会長、坂総合クリニック医師の今田隆一さんの連載です。