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2024年10月1日(火)

コメ不足農政転換へ 高橋氏

宮城・名取市と角田市

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(写真)高橋議員(正面中央)の話に聞き入る参加者=29日、宮城県角田市

 総選挙での日本共産党必勝をめざして29日、宮城県名取市と角田市で高橋ちづ子衆院議員を迎えた「つどい」が開かれました。

 高橋氏は、「受けて立つという思いで頑張りたい」と総選挙への決意を訴えました。自民党総裁選の候補者らが語ったライドシェアや解雇規制などは注視していくと強調。石破氏は紙の健康保険証の併用に言及するなど世論を意識せざるを得なくなっているが、実際には廃止をめざしていると指摘しました。

 農家に減反を求め続けて現在のコメ不足の原因となった自民党農政の転換を訴え、高齢者や若者が安心できる年金にするための党の提言を説明しました。

 角田市で女性が「能登地震の復興が進まないのは、基地建設などに業者が集中しているからか」と質問。高橋氏は「大阪万博など不要不急の公共工事はストップして復興優先にすべきです」とし、業者や発注者の理解があれば復旧工事にシフトできることを山形県の水害後の政府交渉で確認したと紹介しました。

 自民党の改憲の動きについて聞かれ、次の通常国会で大きな争点になると指摘。「国民ウケを狙い緊急事態条項などから風穴を開けつつ、本丸の9条に3項として自衛隊を明記する改憲に進んでいくと思う。その意味を知らせていく必要がある」と答えました。

 高橋氏は自身の入党のきっかけを語り、入党を呼びかけました。つどい後には支部ごとに分かれ、入党懇談会を行いました。


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