2024年10月1日(火)

第３回中央委員会総会について

９月３０日　日本共産党中央委員会書記局

　一、日本共産党第３回中央委員会総会は９月３０日、「総選挙勝利・全国決起集会」として、党本部と４７都道府県の会場をオンラインで結んで開かれ、中央委員１７４人、准中央委員２４人が参加した。

　一、総会では田村智子幹部会委員長が幹部会報告を行った。報告は冒頭、総選挙をたたかう基本姿勢として、頑張りいかんでは日本共産党躍進のチャンスの選挙であることをつかんで奮闘すること、「比例を軸に」を貫くとともに、党づくりでも必ず前進をかちとることを呼びかけた。

　報告は、総選挙での党躍進の国民的意義について、(1)腐敗政治を一掃して政治に信頼を取り戻す、(2)大企業・大金持ち優遇から暮らし優先へと政治を変える、(3)日米軍事同盟絶対の「戦争国家」づくりを止め外交の力で平和をつくる、(4)気候危機を打開する、(5)ジェンダー平等を求めるムーブメントをともに進める――の五つの柱で解明した。また、市民と野党の共闘の現状と党の立場を明らかにし、日本共産党綱領の生命力と未来社会の魅力を語りぬくことの重要性を強調した。

　総選挙をたたかう方針としては、比例ブロックごとに得票目標達成を正面にすえつつ、議席を確実に積み上げるたたかいをやりぬこうと訴え、１０月１５日の公示日までに選挙勝利に不可欠な課題をやりぬく「総選挙必勝大作戦」を提起した。

　最後に、第２９回党大会後の強く大きな党づくりや政策的・理論的発展を学び語る努力を総結集し、花開かせ、総選挙勝利を必ずつかもうと全党に訴えた。

　一、総会では１７人が討論し、幹部会報告の内容を深め、総選挙勝利へ奮闘する決意を表明した。

　一、田村智子委員長が討論の結語を行った。

　一、総会は、幹部会報告と結語を全員一致で採択した。

　一、総会は、総選挙での躍進を必ずかちとる奮闘を誓い合って閉会した。