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2024年7月26日(金)

「しんぶん赤旗」ここが推し

 「しんぶん赤旗」に各界の注目が寄せられています。その日刊紙の多彩な魅力を編集局各部から紹介します。

政治とカネ・大軍拡追及

政治部

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「シリーズ自衛隊創設70年」の初回(6月26日付3面)

 「しんぶん赤旗」は、自民党政治の暴走とゆきづまり、そして日本を変える歴史的チャンスだという、いまの局面を伝えていきます。

 日曜版のスクープに端を発した裏金事件は文字通り、自民党を断崖絶壁まで追い詰めました。一方、少なくないメディアは裏金問題を最初に告発した「赤旗」と共産党を意図的に隠した報道を強めています。こうした中、「赤旗」は「追及 自民裏金事件」というシリーズ企画を12日付から開始。「政治とカネ」の問題を多角的に検証し、企業・団体献金や政党助成金に依存している自民党を追い詰めていきます。

 第2次安倍政権以降、12年間の自民党政治で最も深刻なのは、強権政治による「平和国家」の破壊と「戦争国家」への暴走です。「赤旗」は岸田政権による大軍拡の危険性を一貫して告発してきました。「シリーズ 自衛隊創設70年」(6月26日~7月6日付)で、(1)違憲の日米統合司令部(2)南西諸島の軍事要塞(ようさい)化(3)自衛官の退職急増、ハラスメントの実態(4)自衛隊と憲法9条―といったテーマを特集。軍事によらない平和の対案も提示していきます。

 医療・介護・年金の大改悪、学費値上げ、地方自治の破壊、大企業・資産家の利益最優先の「新自由主義」の横行による格差と貧困の広がりも深刻です。国政から地方まで、行政のあり方を提起し、各分野でたたかい、疑問の声をあげている人たちの声も紹介していきます。

系統的に統一協会追及

社会部

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統一協会問題を追及する社会面の記事

 「赤旗」は統一協会(世界平和統一家庭連合)の反社会的行為を系統的に取り上げてきました。

 「『赤旗』だけが、安倍晋三元首相銃撃事件以前から継続的に統一協会問題を報道していた。『赤旗』で勇気づけられた被害者は大勢いる。メディアの役割をしっかりと果たしている」。富山県に住む沢木翔一さん(仮名)は、そう評します。妹が元統一協会信者でした。

 1992年の有名タレントらの集団結婚騒動から2022年7月の安倍元首相銃撃事件発生までの30年間は、統一協会に関する報道が大きく減った「空白の30年」でした。

 「その間も大勢の被害者らが苦しんでいた。『赤旗』が存在しなかったら、霊感商法や集団結婚の被害も『終わったこと』にされて忘れ去られていただろう」と沢木さんは指摘しています。引き続き統一協会問題を追及していきます。

 読者の戦争にまつわる体験と平和への熱い思いを伝えるシリーズ「証言 戦争」「語り継ぐ戦争」「伝言 未来へ」。読者と記者が一緒につくる企画です。終戦から79年を迎える今夏、読者から多くの体験記や資料が寄せられています。

 栃木県の女性からの投稿は「本土から沖縄へ兵隊さんを運ぶ任務についていた」父の思い出。父は戦後、テレビで沖縄戦が放映されるたびに「おれは、殺されるために、本土から多くの兵士を送っていたのか。人殺しと同じだ」と自責の念にかられていたとつづります。

 戦後80年となる来年に向け、「憲法を守り、憲法どおりの政治を行ってもらいたい」という投稿者の願いを紙面で伝えていきます。


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