2023年12月4日(月)
まっとうな政治家ほしい
国会前で定例行動
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作家の澤地久枝さんの呼びかけで始まった、政治を変えようという毎月定例の行動が3日、国会前で行われ、約150人が参加しました。参加者は、1946年11月3日に憲法が公布された時刻、午後1時に合わせ、国会に向けて「とめよう汚染水」「まっとうな政治家がほしい」などプラカードを掲げました。
澤地さんは「政治は悪くなり、憲法が置き去りにされているが、あきれてばかりはいられない。考えることはいろいろあるが、一緒にやっていこう」と呼びかけました。
60代の主婦=相模原市=は、汚染水放出の問題について「国民のこと、地球のことを考えていない。政権交代で政治をリセットし、自然エネルギーに転換してほしい」といい、「人口の3・5%が行動すれば、政治は変えられると聞いた。わたしもその一人になりたい」と述べました。
「にんげんをかえせ」で知られる峠三吉の原爆詩が書かれた横断幕を持ち行動に参加した女性(81)=東京都文京区=は「『ちちをかえせ ははをかえせ』で始まる『にんげんをかえせ』は、失った命は戻らないと言っている。今の時代に重なり、戦争になれば終わらせるのは難しい。人間の努力が必要」といいました。
次回は来年1月3日に行われます。