2023年10月25日(水)
真実伝え希望運ぶ いま注目「しんぶん赤旗」
学校の長時間労働 本気度が伝わってきた
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「1面から私たちの働き方を取り上げてくれている。『赤旗』の本気度が伝わってきました」。シリーズ「STOP! 学校の長時間労働」を読んだ教職員組合役員の声です。教職員の長時間労働に歯止めをかけて教職員不足をなくし、子どもたちの教育を受ける権利を保障したい―。苦しみの背景に迫り、働かされ方を改善させようと共同する人たちの思いを伝えます。
1回目は、時間外勤務をしても残業代が支払われなかった、名古屋の非常勤講師の運動を紹介(9月10日付)。中学校教員が自死した福井県では、教組・弁護士会・PTAがシンポジウムを開催しています。(同21日付)
共同が広がる推進力は、教育研究者有志が呼びかける署名です。毎年実態調査を続ける長野県教職員組合は、学習会を重ね、オリジナルの討議資料を作成(同19日付)。京都教職員組合は「みんなが当事者。組合の存在意義をかけて集める」と街頭での訴えを繰り返しています。(同24日付)
新日本婦人の会子どもと教育部長の池田亮子さんの「子の育つ権利守る署名」(10月17日付)には、「これだ!」と読者から共感の声が。16年前に教員の夫が過労死した工藤祥子さんは「先生が心身とも健康で幸せに生きることが、子どもが生き生きと成長するための、ゆるぎない土台」と語ります。(10月18日付)