2023年10月22日(日)
真実伝え希望運ぶ いま注目「しんぶん赤旗」
ヤマト告発 閲覧82万回
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「赤旗」報道を機に、宅配大手ヤマト運輸の横暴に社会の注目が集まっています。仕分け・配達業務を長年支えてきた個人事業主とパート社員に対し、同社が契約終了を通告した問題です。
「赤旗」は、契約終了を予告された個人事業主が約3万人にのぼることを、独自取材でスクープしました(8月8日付)。日本共産党のホームページに掲載された記事には1週間で5万近いアクセスがありました。共同通信(9月23日)やNHK(同24日)が後追い報道をし、社会問題化していきました。
推計数千人のパート社員も契約終了を通告されたという「赤旗」のスクープ第2弾(同28日付)には1週間で82万を超すアクセスがありました。契約解除撤回を求める全労連のネット署名に2週間余りで5万人以上の賛同が集まりました。
物流ターミナル・茨城ベース(茨城県土浦市)で働くパート社員18人は解雇・退職強要の撤回を求めて建交労軽貨物ユニオン・ヤマト運輸茨城班を結成(10月13日)。軽貨物ユニオンとの団体交渉(同16日)でヤマト本社は「整理解雇ではない」「お願いベースの話」だと説明をトーンダウンさせました。
軽貨物ユニオンの高橋英晴執行委員長は「報道の力、署名の力、組合の力が解雇計画を押し返しつつある。ヤマトは個人事業主についても団交に応じ、契約終了を撤回すべきだ」と話しています。