2022年5月19日(木)
改憲策動許さない
ウイメンズアクション「参院選で結果を」
東京・有楽町
|
女性の立場から改憲反対の世論を広げようと取り組んでいるウイメンズアクションが18日、東京・JR有楽町駅前で行われました。参加者は、ロシアによるウクライナ侵略も口実にした、自民党などによる改憲策動を許すわけにはいかないと語り、「夏の参院選で、憲法を守る政党を応援しましょう」とアピールしました。
主催は、総がかり行動実行委員会です。司会を務めた菱山南帆子さんは、沖縄の本土復帰50年に触れ、「今なお多くの米軍基地が置かれ続け、米兵による事件や女性への暴行も後を絶ちません」と指摘。その上で、夏の参院選では憲法が問われる選挙になると述べ、「憲法を生かして命と暮らしを守り、ジェンダー平等を実現する政党を応援しましょう」と呼びかけました。
新日本婦人の会や全労連女性部の代表、参加した市民の人たちがリレートークしました。
女性差別撤廃条約実現アクション共同代表の柚木康子さんは、男女の賃金格差の問題を告発しながら、「岸田政権はそうした問題を解決しようとせず、改憲や防衛費を2倍にしようと狙っています。許せません」と話しました。
日本共産党の宮本岳志衆院議員が参加しました。国会では毎週のように憲法審査会が開かれるなど、「改憲の危険性が強まっています。参院選で、改憲を許さない結果を出したい。そのために力をあわせていきましょう」と訴えました。