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2022年5月6日(金)

核ごみ 10万年の危険

札幌 泊停止10年 廃炉へ行進

はたやま氏参加

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(写真)注目を集めた「大行進」=5日、札幌市

 北海道の泊原発が停止してから10年となる5日、反原発、環境保護団体でつくる「泊原発を再稼働させない・核ゴミを持ち込ませない北海道連絡会」は「北海道大行進」を札幌市で繰り広げました。

 青空の下、「数10年の電気 核ゴミ10万年の危険」と書かれたボードを掲げ、150人の参加者を前に、各団体代表がスピーチしました。

 川原茂雄副代表は「原発が止まって10年。電気は不足せず生活に支障もない。泊原発は廃炉に。高レベル放射性廃棄物(核のごみ)を北海道に持ち込ませない運動を広げよう」と呼びかけました。

 原発問題全道連絡会の堀一代表委員は「核のごみ問題で、自然と産業を守るために鈴木直道知事に核抜き条例を順守するよう求めよう」と訴えました。

 泊原発廃炉訴訟原告で「泊原発の廃炉をめざす会」の常田益代共同代表は「おとなの責任で子どもたちに希望を届けよう」と発言。集会後、鳴り物入りで行進すると、市民や観光客が注目しました。

 「足が悪く、久しぶりによく歩いた」とうれしそうに話す男性(88)。「泊原発が止まった時は祝杯を挙げました。このまま廃炉にしてほしい」と話します。

 白石区の75歳女性は、ロシアがウクライナの原発施設を標的にし、空前の大惨事になる危険性があったと告発し、「命と安心・安全が守られないと」と力を込めました。

 日本共産党の、はたやま和也参院道選挙区予定候補が参加しました。


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