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2022年5月2日(月)

侵略反対 被爆地から

長崎県原水協 ひまわりアクション

写真

(写真)呼びかけに応え署名する女性=1日、長崎市

 ロシアによるウクライナ侵略から2カ月がたち、被爆地から戦争反対の声をあげようと原水爆禁止長崎県協議会は1日、長崎市の繁華街で「ひまわりアクション」をしました。

 約60人が参加。原水爆禁止日本協議会がウクライナを支援しようと取り組む「ひまわり募金」や「日本政府に核兵器禁止条約の署名・批准を求める署名」を呼びかけるとともに、「ウクライナに平和を」と書かれたこいのぼりや「NO WAR」のプラスターなどを掲げ、道行く人々にアピールしました。

 被爆者の溝浦勝さん(81)がマイクを握り「ロシアの蛮行は絶対に許すことはできない。戦争をしないと明記した憲法9条を守り抜く」と力を込め訴えました。

 被爆3世で、市内で音楽活動をするたかゆきさんが弾き語りし、ロシアのウクライナ侵略をきっかけに自身が作った「戦争反対OK」など4曲を披露しました。

 若者が次々署名や募金。中学3年の女子生徒2人は「戦争が世界中からなくなってほしい。ロシアの侵攻を見て、かつての戦争を教訓にすべきだとあらためて思った」と語り、高校1年の男子生徒2人は「核兵器があるから平和が保たれるとの声もあるが、なくさないと戦争になる」と話しました。

 1時間半で87人が署名を寄せました。


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