2022年5月2日(月)
2022参院選
原油・資材高騰 頭抱え
建設・クリーニング業者 いわぶち・はたやま氏訪問
札幌
日本共産党の、いわぶち友参院議員・比例予定候補と、はたやま和也道選挙区予定候補は4月30日、札幌市の建設業、クリーニング業の社長を訪問し、ロシアのウクライナ侵略と経済制裁に伴う資材や原油価格上昇の影響を聞きました。
クリーニング店を展開する会社の社長と懇談。工場が使用する重油は、前年同期比で1リットル当たり55円から80円、ユニフォームを洗う工場が使うLPガスは1・8~2倍に上がり、電力を含め、燃料コストは年1000万円増になる計算です。
クリーニングは、コロナ禍でのテレワークの普及で売り上げが3分の2に減少。社長は、プラスチックハンガーの再利用やビニールを薄くする企業努力をした上で、「2割以上の値上げを検討せざるを得ない。人手不足は深刻で、扶養の枠内で働きたいと思っている人を含め、働きやすい環境を整えてもらいたい」と要望しました。
鉄骨工事や金物製作を手掛ける建設会社の社長は、札幌東部民主商工会の会員です。鉄、輸入合板建材とも前年同期比で50~80%高騰したと言い、「建設大手との価格交渉はこれから。半年~1年の単価を決めますが、急激な資材高騰で状況が追い付かない」と頭を抱えます。
「従業員に一定の賃金を払い、老後の年金を受け取るために、社会保険料と税負担の軽減を」と訴えました。
いわぶち氏は「党国会議員団が経済対策をまとめ、政府に要望します」と答えました。