2022年4月26日(火)
「戦争反対」街角から
ロシアを止めるまで
札幌駅前 市民が9週連続集会
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“ロシアの蛮行をやめさせるまで頑張る”と、市民有志が呼びかけた札幌駅前での抗議集会が9週連続で24日も行われました。
強い風が吹き付け、「プラカードやメッセージボードが風に飛ばされないように」と注意を促すアナウンスで始まりました。
看護師(46)はプーチン氏のロシアが日本の暗い時代と同じだと告発。「日本は先の戦争の反省をしないまま、ロシアと対応していることにもどかしさを感じています」と明かし、「人がたくさん殺され、子どもたちを苦しめ、女性が性の被害に遭っている同じことが繰り返されています。日本は反省し、戦争を終わらせる努力をしてほしい」と訴えました。
30歳の医療事務の女性は、戦争体験を語ることのなかった祖母から贈られた絵本『おこりじぞう』のエピソードを紹介。原爆が落とされた広島で死んでいく少女を前に、仁王のように表情を変えた地蔵。「世界中で誰にも女の子のような経験をしてほしくない」と静かに話しました。
最後に4歳の幼児が「せんそうやめてくだい」とかわいい声を広場に響かせました。
「戦争させない市民の風・北海道」の川原茂雄、山口たか両共同代表や、日本共産党のいわぶち友参院議員・比例予定候補、はたやま和也参院北海道選挙区予定候補が駆けつけました。