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2022年4月25日(月)

国保料

自治体3分の2 値上げの恐れ

標準保険料率で共産党が試算

 2022年度の市町村国保料(税)について、都道府県が市町村(東京特別区を含む)に示した「標準保険料率」(保険料の「参考値」)にもとづいて、4人家族のモデル世帯の保険料負担を日本共産党が試算したところ、全国の自治体の3分の2に相当する1110の自治体で値上げとなる恐れがあることが判明しました。

 市町村の国保料(税)率は、6月ごろまでに決めるようになっていますが、早いところはすでに決定しています。

 23日現在で、すでに22年度の国保料(税)率を決定してホームページで公表している411自治体のうち、48・4%に相当する199自治体が、実際に値上げとなっています。据え置きする自治体の数は170(41・4%)、値下げは42(10・2%)となっています。

 残りの自治体は今後、6月ごろまでの間に、保険料(税)率を決定します。物価高騰が続く中、苦しい家計に追い打ちをかける国保料値上げをストップするたたかいが重要になっています。


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