2022年4月23日(土)
ロシア軍撤退早く
東京・新宿 全労連が反戦デモ
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全労連は22日、東京・新宿でロシア・プーチン政権によるウクライナ侵略に抗議する反戦デモを行いました。「ウクライナ市民のいのちを奪うな!」などが書かれたプラカードを手に、一日も早くロシア軍を撤退させるため、みんなで声を上げようとアピールしました。
金曜夕方に全労連が呼びかけている反戦デモは4回目。出発前のスピーチで全労連の小畑雅子議長は、ウクライナ侵略から2カ月となるなか、平和を求める国際世論をさらに高めることが大事だと強調。「国連憲章に基づく平和の実現のため、ご一緒に声を上げましょう」と訴えました。
東京地評の井澤智事務局長は、ウクライナ危機に乗じた9条改憲や「核共有」論を批判し、「武力で平和はつくれません。今こそ、憲法を生かした平和の国際秩序を実現する政治が重要です」と語りました。
生協労連の柳恵美子委員長は、核兵器使用のどう喝を繰り返すプーチン政権を批判。「被爆国の日本は、どの国にも核兵器を使わせない努力をするべきです」と話し、一人ひとりの市民が声を上げて、日本政府が平和外交の先頭に立つよう求めようと語りました。