2022年4月19日(火)
難民受け入れモルドバ支援
衆院外務委 穀田議員に林外相答弁
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林芳正外相は13日の衆院外務委員会で、ウクライナから多くの難民を受け入れているモルドバに対し、政府として二国間支援を実施する意向を表明しました。日本共産党の穀田恵二議員への答弁。
穀田氏は、モルドバではロシアのウクライナ侵略によって全人口(約264万人)の約16%もの難民をウクライナから受け入れ、難民への住宅、医療、インフラ整備などの支援を行っていると指摘。欧州の中で最も貧しい国で知られるモルドバの取り組みに「心から敬意を表したい」と述べ、日本政府として二国間支援を実施するよう求めました。
林外相は、モルドバに対しては、主要7カ国(G7)外相会合で一致した支援グループなどで緊急人道支援を行っているとし、「加えてモルドバのニーズに応える形で二国間支援を実施できるよう具体的な内容を詰めたい」と答えました。
モルドバ大使と穀田氏意見交換
また穀田氏は同日午後に行われた衆院外務委員会理事メンバーと、ルーマニア、モルドバ、ポーランドの各駐日大使らとの意見交換会に出席。モルドバのドゥミトル・ソコラン大使とウクライナ情勢などついて意見を交わしました。