2022年4月17日(日)
2022参院選
やさしく強い経済へ
大阪 大門氏が講演
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日本共産党の大門みきし参院議員・比例予定候補は16日、大阪市内の会場とオンライン併用で「なぜ一番の老舗なのに最先端の主張ができるの?」をテーマに講演しました。「大阪学者・研究者・大学教職員・院生日本共産党後援会」「日本共産党を支持する大阪宗教人の会」の共催です。
大門氏は、新自由主義は一過性のブームでなく財界の方針であり、いくら岸田文雄首相が「新しい資本主義」を訴えても「財界の政治部」である自民党には転換できないと指摘。それに対し「共産党はどうすれば経済成長できると考えるか」に答えたのが、大企業の内部留保課税や社会保障拡充などを含む「やさしく強い経済」の提案だと話しました。
なぜ最先端の主張ができるのかという質問に対し「日本共産党には科学的社会主義という羅針盤がある」と述べ「今、アメリカで新自由主義脱却の動きがあるが、背景には社会主義をめざす人たちのたたかいがある。今の新自由主義とのたたかいは、マルクスが軸を立てた」と回答。その上で、共産党の提案がいつも最先端のものになるためには「科学的社会主義の研究を発展させ、現場の声を謙虚に受け止めることが大事。『やさしく強い経済』打ち出しの背景にも、本田由紀・東大教授の指摘があった」と話しました。