９条生かす外交の出番

長野・佐久　井上議員迎え総決起集会

（写真）「必勝頑張ろう」をコールする井上参院議員（左から２人目）と県市町村議選予定候補＝１６日、長野県佐久市

　長野県佐久市で１６日、日本共産党の井上哲士参院議員を迎え「党と後援会の総決起集会」が開かれました。

　たけだ良介参院議員・比例予定候補と藤野保史前衆院議員が動画メッセージであいさつ。来年の統一地方選に向け、大池一彦党佐久地区委員長が６人の県市町村議予定候補を紹介。ふじおか義英前県議が決意を述べました。

　たけだ氏は、ウクライナ危機に乗じた軍備増強や「核共有」論は断固反対と強調。「新しい政治を切り開く」と決意表明しました。

　井上氏は、大国の覇権主義とたたかってきた歴史を持つ党としてロシアのガルージン駐日大使と会談し、直接抗議したことを報告。岸田政権の敵基地攻撃能力保有の検討や、防衛省の反戦デモ敵視などの危険性を告発し、「軍拡のエスカレートではなく、今こそ憲法９条を生かした外交の出番の時です」と呼びかけました。

　参院選はくらしと経済が大きな争点だと強調し、政府の責任による賃上げ、気候危機打開や男女の賃金格差の解消など五つの提案を紹介。「やさしいからこそ強い経済に転換しよう」と比例５議席を必ずと訴えました。

　市民代表や各分野からの連帯、激励のあいさつや文化行事が行われ、高橋要三党後援会代表委員の「必勝頑張ろう」で、党躍進へ決意を固め合いました。