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2022年4月15日(金)

日本茶振興へ支援を

紙氏 国内消費減少を指摘

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(写真)質問する紙智子議員=7日、参院農水委

 日本共産党の紙智子議員は7日、参院農林水産委員会で、日本茶の国内消費量が減少しているとして、国内での消費拡大と日本茶文化の普及への支援を求めました。

 紙氏は、日本茶の輸出量がアメリカを中心に伸びる中での国内の消費動向について質問。農水省の平形雄策農産局長は、「国内の消費量の直近10年の傾向を見ると、急須で入れるリーフ茶の需要は約2割減少し、緑茶は約1割減少している」と答弁しました。

 販売農家戸数も、2000年には約5万3700戸だったのが、20年後には1万2300戸と大きく減少しています。

 紙氏は、消費減少とともに、生産者の離農が相次いでいると指摘し、日本茶の振興や日本茶を楽しむ文化を普及するための支援策を求めました。

 金子原二郎農水相は、「若者世代を中心に新たな需要を掘り起こしていくことが重要であり、お茶の需要拡大とともに、新たな需要に応じた茶産地の育成にしっかりと取り組んでいきたい」と応じました。


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