2022年4月12日(火)
原爆ドーム前“戦争ノー”
広島
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ロシアによるウクライナ侵略が止まらない中、戦争反対と核兵器廃絶を訴える「平和の祈りを世界へ送ろう」と呼びかける集会が10日、広島市の原爆ドーム前で行われました。呼びかけたのは、核兵器のない世界を願う若者のグループ「カクワカ広島」。緊急な呼びかけにもかかわらず、約750人の幅広い市民が集い、参加者全員で原爆ドームを囲み平和を発信しました。
冒頭、長崎原爆が投下された午前11時2分に黙とうした後、参加者は、「NO WAR」と書かれた大きな横断幕や、「ヒロシマ・ナガサキをくりかえすな」などのプラスターを掲げアピールしました。
カクワカ広島の田中美穂共同代表、県原爆被害者団体協議会の佐久間邦彦理事長、もう一つの県被団協の箕牧智之理事長、県労連の神部泰議長らがマイクを握り、「多くの市民や子どもたちの命を奪うロシアの侵略は絶対に許されない」「世界から戦争反対・ロシア軍は今すぐ撤退せよの声をあげよう」「広島選出の岸田首相は直ちに核兵器禁止条約に参加し、世界に核兵器廃絶を訴える先頭に立て」などと訴えました。
日本共産党の中村たかえ参院選挙区予定候補が参加しました。