2022年4月10日(日)
子どもらを撃つな
ウクライナ支援募金 青年ら次々
札幌 いわぶち氏ら訴え
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“子どもらを撃つ戦車は通さない”―。札幌市中心街に反戦歌が響き、思わず足を止める人たち。北海道憲法共同センターは9日、「9の日アクション」を繰り広げました。
ウクライナ侵略に抗議し、核兵器をなくせと訴える横断幕が注目を集め、呼びかけたロシア大使館への抗議はがきに小学生が「戦争が早くおわるといい」と書き込みました。
自分の財布から支援募金した10歳の男児は「ウクライナがかわいそうだと思って」。一緒にいた43歳の父親は「子どもがいます。報道を見るといたたまれない」と話します。
自転車を降りて募金を寄せた15歳は「プーチンの身勝手のせいで、ウクライナの人たちもロシアの国民もかわいそう。早く争いが終わることを願っています」。一度通り過ぎて、受け取ったビラを見て戻ってきた22歳の青年は「ウクライナで行われている残虐なことが広島、長崎の悲劇と重なり、居ても立ってもいられない気持ちになります。声を上げてくれている人に支援金を託そうと思いました」と激励しました。
日本共産党のいわぶち友参院議員・比例予定候補、道被爆者協会の廣田凱則会長代行、渡辺達生弁護士らがリレーでスピーチしました。
いわぶち氏は、唯一の戦争被爆国の日本が核兵器禁止条約を批准し、核兵器をなくす先頭に立つよう力を尽くしますと表明しました。