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2022年4月9日(土)

在留資格得て働きたい

難民申請の外国人 本村議員に訴え

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(写真)本村氏(右)に訴える(その左から)エリザベスさんとエドナさん=8日、衆院第1議員会館

 在留資格を与えられない外国人が8日、日本共産党の本村伸子衆院議員と面会しました。在留資格を得て働き、平和に暮らしたいと訴えました。

 ナイジェリア出身のエリザベス・オブエザさんは31年前に来日。ビアフラ民族のリーダーで、国は紛争が続き帰れないといいます。「犯罪もしていないのに、なぜ在留許可をくれない? すごくつらい」。この日の面会のために居住県を出る許可をもらうのに東京出入国在留管理局で2時間待ちました。移動の自由もありません。「働く意欲もある。平和に暮らせるようにしてほしい」

 エドナ・ケリーさんは出身地のフィリピンで土地の権利をめぐるたたかいで逮捕されそうになり、36年前に来日。「難民申請却下の異議申し立てに行くと収容された。3度も。難民として認められないのはわかった。人間として受け入れてほしい。家族もおらず、帰国しても行くところもない。たくさんの知り合いの外国人が在留許可をもらっているのに、なぜ私だけビザをくれないのか」と訴えました。

 本村氏は「人権や尊厳に関わるので、この問題を追及していきたい」と述べました。


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