2022年4月8日(金)
全国都道府県委員長会議
志位委員長が討論まとめ
7日に開かれた全国都道府県委員長会議で志位和夫委員長は討論のまとめを行い、「幹部会報告の内容を一刻も早く全支部・全党員のものにする努力を尽くし、参院選での躍進を目指す諸課題の飛躍をこの4月からつくりだそう」と呼びかけました。
志位氏は、参院選では内外の情勢の大激動の下で日本共産党の基本姿勢が鋭く問われると指摘。そのうえで、「この情勢に対して受動的に対応するか、攻勢的に対応するかで天地の差が出てくる」と訴えました。
ウクライナ侵略を前にして「ロシアはもともと共産主義ではないのか」「憲法9条では平和が守れないのではないか」などの疑問が党内外から出るなかで、「受動的な対応に陥れば勝利をつかむことはできない」と指摘し、「元気の出る政治指導・実践活動」を改めて強調しました。
同時に、「日本共産党の値打ちが輝く情勢でもある」として、報告で示したウクライナ侵略と日本共産党の立場の4点について、「日本共産党でしか言えない論点だ」と強調。「さらに平和・経済の問題でも共産党ならではの提起をしている。“共産党らしさを訴えてほしい”という声に応え、攻勢的に構えれば必ず勝機はつかめる」と強調しました。
その上で志位氏は、幹部会報告を全党のものにするために、指導的同志に対しては最優先の課題として1週間以内の即時読了を呼びかけ、全党員の必読文献に位置付けました。
志位氏は、実践的課題について、綱領を学びながらたたかう姿勢を最後まで貫くこと、憲法署名を大きく位置づけ「折り入って作戦」をやりきることなどを強調。党勢拡大とともに世代的継承の課題をどんな時も握って離さず大きく進めていくことも訴えました。