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2022年4月6日(水)

「1000万人来場」は過大

武田氏 園芸博の予測ただす

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(写真)質問する武田良介議員=3月29日、参院国交委

 2027年に横浜市で開かれる国際園芸博覧会の関連法案が3月30日の参院本会議で、全会一致で可決・成立しました。日本共産党の武田良介議員は29日の参院国土交通委員会で、1000万人との来場者予測はコロナを経験したもとで過大ではないかとただしました。

 1000万人は、横浜市の圏域人口4120万人の3~4割に相当する数のうち、オンライン参加500万人を除いて算出。武田氏は「圏域人口は、半径何キロの都県の人口か。境界線の市町村人口はどうなるか」と質問。国交省の宇野善昌都市局長は、半径100キロで島しょ部を除く東京、神奈川、埼玉各都県の全域、千葉県の大部分、山梨、静岡、長野、群馬、栃木、茨城各県の一部、境界線上の市町村は全人口を計上したと答えました。

 武田氏は「東京からの来場者予測は420万人に相当する。にわかに信じがたい」と述べ、横浜市には「開港博Y150」の過大な来場者予測による失敗もあると指摘。斉藤鉄夫国交相は、過大とは考えていないとしながら「需要予測については助言、指導を行う」と答弁しました。

 武田氏は、博覧会は大規模開発と直接関係しないが、博覧会がその契機とならないようにすべきだと主張しました。


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