2022年4月3日(日)
ウクライナ侵略と核の恫喝許さない
広島 原爆ドーム前で行動
|
「ウクライナに平和を!ヒロシマ市民アクション」の呼びかけで2日、ウクライナへのロシア軍の軍事侵略反対と、核兵器の「恫喝(どうかつ)」に抗議する集会が広島市の原爆ドーム前で開かれました。子ども連れや被爆者ら約300人が「ウクライナに平和を」「NO WAR」など、思いを込めた横断幕や紙を一斉に掲げアピールしました。
呼びかけに賛同した団体の一つ、「軍事費を削ってくらしと福祉・教育の充実を」国民大運動広島県実行委員会の神部泰代表は、ロシア・プーチン政権の国連憲章違反や国際人道法に反する戦争犯罪を厳しく批判し「ロシアは侵略をやめ、撤退せよ、核兵器使うなの声を被爆地広島から世界に発信しよう」と呼びかけました。
被爆者の小林貴子さん、ウクライナ生まれで市内在住の平石エレナさん、核兵器のない世界を願うグループ「カクワカ広島」共同代表の田中美穂さんが連帯のあいさつをしました。
集会後、「ロシアは侵略をやめ、今すぐ撤退せよ」「核兵器使うな、核兵器なくせ」の掛け声に合わせて繁華街をデモ行進。多くの若者が注目しました。
8歳、3歳の子どもと参加した母親(33)は「未来を担う子どもに平和を手渡したい」と話しました。
日本共産党の中村たかえ参院選挙区予定候補と市議団が参加しました。