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2022年3月30日(水)

公共の力で命守る

京都府知事選 かじかわ候補訴え

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(写真)「公共の力で命を守る府政を」と訴える、かじかわ候補(左)と岸本氏=29日、京都市山科区

 4月10日投開票の京都府知事選で、「つなぐ京都2022」の、かじかわ憲候補=無所属新、日本共産党・緑の党府本部推薦、新社会党府本部支持=は29日、京都市内や府南部などを回り、「公共の力が問い直されている。保健所を地域にしっかり再生させ、命を守り育む府政に転換したい」と訴えました。

 「トランスナショナル研究所」の岸本聡子さんが、各地で演説に立ち「かじかわ候補の掲げる『公共の力』の再建は、世界中で命と地域を守る政治を取り戻したいと奮闘する自治体と共通している。私は10年ほどそのことを調査してきた。かじかわ候補の戦略はその先をいき、水を守り、食べ物とエネルギー自給の地域自立への道を開くもの」と支援を呼び掛けました。

 かじかわ候補は、全員制の中学給食の支援や無償化、住宅改修助成や省エネなど地域循環の経済を掲げ、「エネルギーも学校給食も地産地消がキーワード。公共の力でコーディネートしたい」と力を込めました。

 京都市山科区の団地やスーパー前では、演説に立ち止まった人たちが「北陸新幹線の延伸は、こんな地下深くに掘る計画とは知らなかった」、「開発より暮らしに税金を使ってほしい」などと語り、期待を寄せました。


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