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2022年3月30日(水)

ロシア大使との会談

井上氏が経緯を説明

 日本共産党の井上哲士参院議員は28日、ロシアのミハイル・ガルージン大使と国会内で会談した後、記者会見での質問に答え、会談の経緯について説明しました。(会談の内容は29日付で既報)

 会談は、6日のNHK「日曜討論」に出席した井上氏の発言を聞いた大使からの要請によるものでした。同番組で井上氏はロシアのウクライナ侵略を「言語道断の蛮行」、原発への攻撃や核の先制使用で世界をどう喝するなど「正気の沙汰ではない」と厳しく批判。これに大使から、批判は不公平で遺憾、率直な意見交換を期待する、との手紙が届いたのです。

 会見では、会談に応じない選択もあったと思うが、との質問が出ました。これに井上氏は「ロシア側に直接会って侵略の中止を求める必要があると考えていたところに要請が来たので、会って党の立場をきちんと伝えようと決めた」と述べました。

 こうしてロシアのウクライナ侵略後初めて、日本共産党として井上氏は、ロシア大使との会談をおこない、日本共産党の立場を述べ、大使は「モスクワに伝える」と述べました。


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