2022年3月28日(月)
核共有許さず条約参加を
非核の政府の会が常任世話人会
|
非核の政府を求める会は25日、オンラインで常任世話人会を開きました。
会議では、前日の国連総会特別会合で、ロシアの無差別攻撃を非難する決議「ウクライナ侵略の人道的結果」が140カ国の賛成で採択されたことなどについて活発に論議。「ロシアは国連決議に従えという国際社会の揺るぎない意思が示された」などの発言が相次ぎました。
ロシアが核兵器の先制使用もためらわずとしている事態について、「核抑止力」の無力さを示すものと批判。「核使用を許さない保証は廃絶しかない」と指摘されました。
会議では、岸田政権がロシアのウクライナ侵略に乗じて、「敵基地攻撃能力保有」「核兵器共有議論」「9条改憲」などを推進しようとしていることについても論議し、「軍事侵略を非難する世界の流れに逆行するもの」「プーチンの政治とどこが違うのかという話だ」と厳しく批判。各地の街頭宣伝で中高生からも「歴史上の出来事と思っていた戦争が目の前で起きている。自分も何かしたい」などの声が挙がっていることが報告され、「武力攻撃許さず世界の平和的秩序を」「核兵器禁止条約参加で核なき世界を」と攻勢的に国民合意を広げるときだと決意が語られました。