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2022年3月28日(月)

2022参院選

対案示し自公と対決

山口市・萩市 市田氏が訴え

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(写真)声援に応える(右から)西村、尾上、市田、大田の各氏ら=27日、山口市

 山口県の山口、萩の両市で27日、日本共産党の市田忠義副委員長・参院議員を迎えた演説会が開かれました。市田氏は夏の参院選に向け、「岸田自公政権と太いところで対決し、内政、外交でも国民の利益にかなった抜本的な対案を示して頑張っているのが共産党です」と述べ、にひそうへい前参院議員ら比例5議席の獲得と、4月の山口、萩の両市議選での必勝を訴えました。

 両会場とも満席の熱気でした。オンラインでも視聴されました。萩会場で1人が入党を決意しました。

 市田氏はロシアのウクライナ侵略の問題を語った上で、弱肉強食の新自由主義について「一握りの大企業のもうけのための自由だ」とし、「1990年代からの労働法制の本格的な規制緩和で、使い捨て労働がまん延した」と批判。「困った人にやさしい経済こそ、まともな成長をつくり出す」と最低賃金の引き上げなど党の改革案を紹介し、「読売」27日付の世論調査で88%の人が経済格差を「深刻だ」などと答えていることも示し、「非正規雇用を正社員にする。こうした働くルールをつくろう」と呼びかけました。

 にひ氏がビデオメッセージを寄せ、山口市議選(4月17日告示)で現有3議席確保をめざす西村よしかず、尾上より子、大田たけるの現職3氏、萩市議選(同)で現有2議席確保に挑む宮内きんじ、いがらし仁美の両現職が決意表明しました。

 初めて党の演説会に参加した萩市の男性(65)は「納得できる話でした。参院選で議席を増やし、日本をいい方向に変えてほしい。そのために何か手伝いたい」と話しました。


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