2022年3月19日(土)
豪雪 柔軟な支援必要
武田氏「3~4メートルは災害」
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日本共産党の武田良介議員は11日の参院災害対策特別委員会で、記録的な豪雪を「3~4メートルの大雪が積もっていること自体が災害だ」と指摘し、この認識のもとで豪雪に対する柔軟な支援が必要だと迫りました。
武田氏は、災害救助法の事務取扱要領が昨年5月に変更され「災害救助法による除雪が必要な住家」が示されたものの、除雪対象のケーススタディー(実例研究)の図が「実態に合っていない」と批判。「図には軒先の折損などが示されているが、こうなる前に屋根の雪下ろしが必要だ。図にすることで、これに習うべきだと見てしまう」と強調し、現に必要としている被災者に対し除雪を確実に実施すべきだと指摘しました。
武田氏は、除排雪体制の整備や高齢者世帯への援助などの事業を支援する豪雪地帯安全確保緊急対策交付金を「柔軟に活用することが非常に大事だ」と指摘。二之湯智防災担当相は「自助や共助だけではうまくいかないこともある。公助も必要だ。地元自治体は県と相談して制度を活用し、豪雪対策をしていただきたい」と述べました。