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2022年3月19日(土)

核兵器による威嚇やめよ

日本平和委など呼びかけ ロシア大使館前抗議行動

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(写真)「ロシアはウクライナから撤退を」と訴える参加者=18日、東京都港区

 ロシア大使館前で18日、「侵略NO!ロシアは国連憲章を守れ」と横断幕を掲げて「ロシアのウクライナ侵略と核兵器による威嚇をやめよ」と訴える行動が行われました。

 日本平和委員会と日本AALA連帯委員会の呼びかけで原水爆禁止日本協議会など各団体の80人が参加し、「戦争反対」とロシア語でコールしました。

 日本原水爆被害者団体協議会の木戸季市事務局長は「核兵器は全てを破壊する。人間の命を奪うそれだけの兵器です。絶対にあってはなりません。プーチン大統領は核兵器を使うぞと脅しをかけています。これは500万年の人類の歩みをすべて無にしてしまおうとする絶対に許されないものです」と訴え。児玉三智子事務局次長は「私たち被爆者は、原爆地獄の中から生き残り『核兵器をなくせ』とずっと訴え続けてきました。その努力が実って核兵器禁止条約が発効しました。広島・長崎を繰り返すことを絶対に許してはなりません。核兵器を威嚇として使うことは絶対にあってはなりません」と語りました。

 日本婦人団体連合会の柴田真佐子会長は「国連では、ウクライナ侵略中止を求める決議が141カ国の賛成で可決されています。外交努力によって平和的に解決されなければなりません」と話しました。

 日本AALAの小松崎榮顧問は「ロシアはウクライナ侵略で病院、学校、インフラを無差別爆撃し、人命を奪っている」と批判し、即時撤退を強く求めました。


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