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2022年3月19日(土)

中高生「侵略止めよう」

名古屋 繁華街 200人パレード

 ロシアのウクライナ侵略を止めよう。あらゆる戦争・紛争に反対し、誰もが安心して生きることができる平和な未来をつくろう―。18日、愛知県の中高生200人余が雨の中、名古屋市中区栄の繁華街をパレードし、「NO WAR!」の声を響かせました。

 愛知県高校生フェスティバル実行委員会が「平和は願っているだけではかないません。だからこそ、私たち中高生が立ち上がって行動をしていきましょう」と呼びかけ、開催。

 久屋大通公園・光の広場での緊急集会では、各校の取り組みが報告されました。桜丘高校(豊橋市)は教育機関で唯一の「原爆の火」をともす学校で、学校ホームページ上に「平和宣言文」を掲載。「同世代の若者が傷つけあうのはもう見たくない。平和を願うムーブメントを広げよう」と呼びかけました。声明文を決議した安城学園高校(安城市)は、震災と原発事故に遭った福島にヒマワリとともにたくさんの笑顔を増やそうと「福島ひまわり里親プロジェクト」に取り組んできたと紹介。「福島と同じように、ヒマワリが一面に咲くウクライナで、たくさんの人々の笑顔があふれるように」とヒマワリを持って参加しました。

 高フェス実行委は、「私たちは過去の戦争を通して戦争は絶対にしてはならないことだと学んできた。この戦争を止め、今後再び起こさないために学び、考え、行動していこう。世界に向けて声を上げよう」とする高校生緊急アピールを発表しました。

 パレードでは、「NO WAR」と書かれた傘や大きな手作りの看板も目立ち、買い物客や通行人に注目されました。


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