2022年3月17日(木)
解放運動無名戦士を追悼
新たに1057人を合葬
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日本の平和と民主主義、国民生活を守るために活動し、亡くなった人を追悼する「第75回解放運動無名戦士合葬追悼会」の式典が16日、東京都文京区の全労連会館で開催されました。
今回、新たに1057人を合葬。式典では一人ひとりの名前が読み上げられ、故人をしのび黙とうしました。第1回からの合葬者の総数は、5万388人になりました。
日本国民救援会の鈴木猛副会長が、主催者あいさつ。「ロシアによるウクライナ侵略への抗議と即時中止を求める声が世界で大きくなる中、国内で岸田政権の憲法破壊、国民生活へ痛みを強いる政治への批判が強まっている。このような激動の情勢の下で、平和と民主主義を築いてたたかってきた先人の努力と、合葬される方のご遺志を引き継いで、参院選挙では立憲野党の前進で憲法を生かす政治の実現を目指し力を合わせる」と語りました。
全国労働組合総連合の川村好伸副議長と新日本婦人の会の米山淳子会長、日本共産党の本村伸子衆院議員が、追悼の辞を述べました。本村氏は「岸田政権の敵基地攻撃能力の保有検討、9条改憲、戦争する国づくりが、いかに危険な道かが浮き彫りになっています。合葬されるみなさまのご遺志を受け継ぎ、前進する決意です」と述べました。
故亀井博さんの息子正樹さんと、故遠藤徹也さんの妻さち子さんが、遺族を代表してあいさつしました。