2022年3月16日(水)
ウクライナへ支援募金
共産党がユニセフに届ける
小池・吉良氏
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日本共産党の小池晃書記局長と吉良よし子参院議員は15日、東京都内で日本ユニセフ協会の高橋正博事務局次長、海老原隆一団体・企業事業部長と懇談し、党が呼びかけたウクライナ支援募金に新たに寄せられた1968万8492円の目録を手渡しました。
小池氏は、国連児童基金(ユニセフ)など国連3機関がウクライナでの医療機関への攻撃中止を求める声明を出したことにふれ、「産科病院、小児病院を爆撃するのは許されない。現地で一番苦しんでいるのは子どもたちだ。ぜひ子どもたちへの支援に使ってください」と語りました。高橋氏と海老原氏は「迅速で多大なご支援ありがとうございます」と述べ、感謝状を小池氏に手渡しました。
現地の子どもたちの状況について小池氏が質問。海老原氏は、親がいなかったり、障害があったりする子どもたちが取り残されており、特に入院している子どもは搬送が難しいため保護が急務だと強調しました。
子どもの心のケアについて吉良氏が尋ねると、海老原氏は、残虐行為を目撃してトラウマになった子どもは専門的なカウンセラーが必要になるとして、市街戦が今後激化すれば、トラウマになる子どもたちが増える恐れがあると懸念しました。
ウクライナ国内では約140人のユニセフ職員が活動しています。小池氏は、「引き続き私たちも街頭などで募金を呼びかけます」と述べました。
懇談には、日本共産党の田川実国際委員会事務局長が同席しました。