2022年3月12日(土)
「私たち怒っています」
総がかり実委 ロシア軍撤退求めデモ
東京
小池・山添氏が参加
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ロシアによるウクライナ侵略に抗議し、戦争反対をアピールするデモが11日、東京・新宿で行われました。総がかり行動実行委員会が呼びかけて1200人(主催者発表)が参加。「ロシア軍は撤退せよ」などのプラカードを掲げながら「戦争やめろ!」と声をあげました。
青と黄のウクライナカラーを身に着けた人が目立つなか、出発前集会では日本体育大学教授の清水雅彦さんなど幅広い立場の市民がスピーチし、日本共産党から小池晃書記局長、山添拓参院議員が参加しました。
総がかり行動実行委共同代表の高田健さんは、いま世界中で侵略戦争に抗議する行動が広がっていると強調。日本で一部の政治家らがこの機に乗じて改憲論議や米国核兵器の配備を主張していることを批判し、「憲法9条、非核三原則なくして平和はないと強く訴えていきましょう」と訴えました。
作家の落合恵子さんは、「私たちは怒っています。ロシアはもちろん、日本で憲法を変えて核兵器を持とうと主張する人たちに」と訴え。「諦めずに声をあげて少しずつでも社会を変えていきましょう」と述べました。
東京都西東京市から参加した女性(78)は「いてもたってもいられず来ました。戦争やめろと声をあげ続けます。日本政府は、人道支援に全力で取り組んでほしい」と話しました。