2022年3月7日(月)
2022参院選
9条改悪の動き批判
栃木 山下副委員長が演説
|
日本共産党の栃木県オンライン演説会が6日に開かれ、山下芳生副委員長が参院選躍進と今春の地方選での全員勝利を訴えました。いわぶち友参院比例予定候補がビデオメッセージを寄せ、岡村けい子参院栃木選挙区予定候補も決意表明しました。
ウクライナ侵略に乗じて憲法9条改悪や核兵器の共有を主張する自民や維新の動きを批判した山下氏は、「2021年に発効した核兵器禁止条約は日本の非核三原則の精神を世界規模の条約として広げるもの。核兵器廃絶こそ21世紀の主流だ」とし、核禁条約を批准する政府をつくろうと呼びかけました。
山下氏は、新自由主義の政策で非正規雇用が4割にまで広がり、安倍政権の8年間に大企業の内部留保が130兆円も増えているとパネルを示し、アベノミクスで増えた内部留保への課税を提案。増えた税収を最低賃金を時給1500円にするための中小企業支援に充てると話しました。
「はてな」リーフの中身を紹介し「共産党に対する疑問を“ガッテン”に変え、支持を広げてほしい」と訴えました。
岡村氏は、岸田政権が大軍拡の一方で社会保障を大きく減らしていると指摘。「憲法と暮らしを守れの声を栃木から発信し、参院選を政権交代の足掛かりに」と述べました。
県内の3、4月の中間地方選挙をたたかう各予定候補も決意を述べました。
演説を聞いた栃木市の男性は「『核共有』や9条改悪の動きを止めるには共産党の躍進が一番だとわかった」と感想を寄せました。