2022年3月7日(月)
「戦争反対」 青年が広げる
東京・新宿 総がかり緊急行動
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ロシアによるウクライナ侵略に抗議する青年らの街頭宣伝「総がかりユースアクション緊急行動」が6日、東京・新宿駅東南口で行われました。「NO WAR」「ウクライナに平和を」などのプラカードを手に450人(主催者発表)が参加。「戦争反対の世論を大きく広げるために、若い世代が声をあげよう」とアピールしました。
街宣を呼びかけたのは、総がかり行動実行委員会に結集する労働組合や平和団体などの若者でつくる「青年プロジェクトチーム(PT)」です。
青年PTのメンバーのひとり、髙木陽介さんは、ロシアによるウクライナ市街地や原発への攻撃、核兵器使用のどう喝を「絶対に許してはいけません」と強調。戦争はもちろん、核をめぐる危険なプーチン氏の動きに強く反対の声をあげようと訴えました。
同じく青年PTに参加しているメンバーは、戦争に反対する行動が急速に広がっているが、「それは、みんなの平和への思いが強いからです」とスピーチ。「私たちは微力かもしれませんが、無力ではありません。もっと若い力を結集していきたい」と述べました。
立ち止まってスピーチを聞いていた千葉市に住む公務員の男性(24)は、「戦争を終わらせるために何かしたいと考え、初めてこうした行動に参加しました」と話します。「日本政府は、憲法9条を持つ国として平和の発信を積極的にしてほしい」と語りました。