2022年3月6日(日)
ロシアに抗議の声 拡大
戦争も基地も反対 沖縄
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「安保廃棄・くらしと民主主義を守る沖縄県統一行動連絡会議」(沖縄県統一連)は5日、同県名護市辺野古の米軍新基地建設の阻止を目指す「オール沖縄会議」が呼びかけて県内各地で実施された県民行動「ブルーアクション」を県庁前の広場で行いました。
参加者らは、「新基地建設許さない」「県民は団結してたたかう」などと声を上げ、「戦争反対」「ロシアはウクライナから直ちに撤退せよ」と、ロシアのウクライナ侵略に対する抗議も行いました。
沖縄県統一連の中村司・代表幹事は、「ロシアの侵略を糾弾し、辺野古の新基地建設も直ちに中止せよという声を、日本中、世界中に広げていきたい。ともに頑張ろう」と呼びかけました。
ブルーアクションは、コロナ禍でも新基地反対の意思を示し続ける新たな月例行動として昨年10月にスタート。一時中断していましたが、新型コロナの新規感染者数の高止まりのため、辺野古での「県民大行動」が休止となったことに伴い、今回、再開されました。
参加者の女性(76)は、「戦争は、一般民衆が必ず被害を受ける。絶対許さない」と強調。新基地建設やロシアの侵略を「止めるのは世論の力だ。スタンディングなどの行動を起こし、輪を広げるしかない」と力を込めました。