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2022年3月1日(火)

ウクライナ侵略に抗議

全国革新懇が代表世話人会

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(写真)全国革新懇代表世話人会=28日、東京都内

 全国革新懇は28日、都内で代表世話人会を開き、ロシアによるウクライナ侵略、憲法をめぐる情勢、参院選での「市民と野党の共闘」の発展などについて意見を交流しました。日本共産党の志位和夫委員長が参加しました。

 ロシアによるウクライナ侵略について、「主権の尊重」「領土の保全」「武力行使の禁止」などを義務付けている国連憲章に基づく平和秩序が根底から脅かされていると批判が出されました。ロシアの侵略は明白な国連憲章違反であり、直ちに侵略をやめるよう強く求める意見が相次ぎました。

 プーチン大統領が核の先制使用を公言していることに対し、「核による恫喝(どうかつ)は許されないという声をつきつけよう。核兵器のない世界をつくることが急務だ」との意見が出されました。

 この危機に乗じて9条を攻撃し、国連は無力だと言い募る議論の行きつく先は「力の論理」を信奉することだと指摘され、「『力の論理』に『力の論理』で応えることを否定したのが国連憲章であり憲法9条だ」と強調されました。憲法の立場で世界の国々と市民と連帯し、「ロシアは侵略をやめろ」「国連憲章を守れ」という国際世論を広げることが、ロシアの侵略戦争を止める一番の力になるとの意見が出されました。

 今後の要求実現のとりくみについて活発な交流が行われ、「ロシアのウクライナ侵略が始まった翌25日、戦争反対の緊急行動にとりくんだ。地域や職場から声を上げていくことが侵略を止める力になる」(労働分野)、「コロナ禍のもとで大軍拡より命最優先に、税金は保育や医療、介護に使えなどを求める約48万人分の署名を国会に提出した」(女性分野)、「新型コロナ第6波のもとで、感染率より死亡率が高い異常な事態だ。参院選に向けて、命最優先の政治の実現のために野党で大きな合意をつくる必要がある」(医療分野)などの意見が出されました。

 京都府知事選(4月10日投開票)のかじかわ憲予定候補(京都総評議長)があいさつし、「現知事は府民の声に向き合わず、国の事業を無批判に進めている。府政を変えるためにがんばりたい」と決意表明しました。

 ロシアによるウクライナ侵略に対する抗議表明などについて承認されました。


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