2022年2月26日(土)
自力の除雪は限界
新潟 たけだ議員が被害調査
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日本共産党の、たけだ良介参院議員(比例予定候補)は25日、観測史上最大の4メートル19センチの積雪を記録(24日)した新潟県津南(つなん)町と十日町市松之山地区に入り、住民や町、市から豪雪の被害状況や要望を聞きました。津南町の桑原義信、桑原洋子両町議、十日町市の滝沢繁市議、藤ノ木浩子県議予定候補(元津南町議)が同行しました。
津南町で自宅の除雪をしていた独り暮らしの男性(92)は「高齢化で除雪をしてくれる人が少なくなっている。交付金などをもっと出して現場を支援してほしい」と話しました。十日町市松之山の男性(79)は、自宅玄関から道路までの100メートルの道を自力で除雪しています。「市の助成があるが個人では限界がある。隣の家はNPOに除雪を依頼しているが、人手がなくて順番待ちです」と話しました。
津南町の農家の男性は「(雪の下の畑で冬を越す)特産の雪下にんじんの掘り起こしが大幅に遅れ、費用がかさむのではと心配している」と話しました。
一行は調査後に、県十日町地域振興局に要請を行いました。たけだ氏は「豪雪は災害です。高齢化で担い手不足が深刻なだけに、担い手や重機の確保、きめ細かい支援ができるように、国や県には災害救助法の適用と柔軟な運用を求めていく」と話しました。