2022年2月25日(金)
ウクライナ問題 日本は9条生かし 力尽くせ
改憲より命と平和
参院で来年度予算案の実質審議がはじまった24日、衆院第2議員会館前で定例国会前行動が行われました。コロナ禍のもと、大軍拡と改憲に突き進む岸田政権や自公、補完勢力を批判し、「改憲よりも国民の命を守る議論を」と訴えました。
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国会前行動
主催者あいさつした安保破棄中央実行委員会の東森英男事務局長は、コロナ禍から国民の命を守る政策こそ必要であり、「大軍拡を阻止し、軍事費を暮らしに回すよう求めるたたかいを広げよう」と提起。ロシアによるウクライナへの軍事行動に「日本は憲法9条を生かし、平和的解決に力を尽くすべきだ」と述べました。
「都立病院の充実を求める会」の前沢淑子代表委員は、コロナ禍の最前線で奮闘する都立・公社病院の独立行政法人化を阻止するたたかいを報告し、「参院選では命を守る政治への転換を」と訴えました。
憲法改悪阻止各界連絡会議の高橋信一事務局長は、予算審議と並行しての憲法審査会開会を批判。「来年度予算案、コロナ対策の議論にこそ力を尽くすべきだ。憲法改悪を阻止し、憲法が生きる社会と政治を実現しよう」と呼びかけました。
日本共産党の高橋千鶴子衆院議員が国会情勢を報告し、日米地位協定の改定など他の野党とも一致した論戦に取り組んでいるとし「みなさんのたたかいを背に奮闘したい」と表明しました。
主催は、国民大運動実行委員会、安保破棄中央実行委員会、中央社会保障推進協議会です。